糖尿病内科|奈良県大和郡山市のにしざき内科クリニック

電話番号:0743855251

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糖尿病内科

糖尿病内科について

糖尿病の患者様は、食生活の変化などにより年々増加しており、40歳以上の3人に1人が糖尿病または糖尿病予備群であると言われています。

糖尿病は、ほとんど自覚症状がなく、知らないうちに、合併症が発症し進行する厄介な病気です。

糖尿病内科では、糖尿病(1型糖尿病、2型糖尿病)や糖尿病からくる合併症などについて診断・治療を行います。

当院では、糖尿病の病態把握に必要なHbA1c値、血糖、尿検査は院内にて迅速検査が可能です。即日に結果説明ができ、病状、病態に合わせた治療方針を決定し、早期治療を心掛けています。

糖尿病とは

糖尿病はインスリンの働きが悪く血糖値があがる病気です。

食べ物や飲み物を消化して作られるブドウ糖は血糖と呼ばれ、体内に取り込まれると血液の流れに乗って筋肉や臓器にいきわたり、体を動かすためのエネルギー源として利用されます。これは、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り入れる役割をしているからです。このインスリンが足りなくなったり作用が弱くなったりするとブドウ糖(血糖)がうまく筋肉や臓器にいきわたらず、血糖値が高くなります。このような状態が続くのが糖尿病で、進行すると失明や脳梗塞などの合併症を引き起こす原因となります。

糖尿病は大きく分けると「1型」と「2型」の2種類があります

発症
子どもや若い人に多い
体型
正常~やせている人が多い
原因
自己免疫などにより膵臓のβ細胞が破壊
治療
インスリン注射
発症
中高年(40歳以上)に多い
体型
太った人に多い
原因
遺伝、生活習慣、肥満、ストレスなど
治療
基本的には食事療法と運動療法。進行により内服薬やインスリン注射
1型糖尿病
1型糖尿病は先天性の糖尿病で、自己免疫性疾患やウイルスなどの原因によって、膵臓機能に支障を来たして発症します。生活習慣の影響による2型糖尿病とは異なり、インスリン療法を中心に治療を行います。
2型糖尿病
2型糖尿病は後天性の糖尿病で、加齢と遺伝的要因と食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、または運動不足や精神的なストレスなどの環境的要因が重なり発症します。遺伝的因子と生活習慣が絡み合って発症する生活習慣病で、日本人に最も多いタイプの糖尿病です。 運動不足や肥満などが原因になり発症するため、糖尿病内科では、メタボリック症候群や他の生活習慣病なども診療の対象としています。
2型糖尿病は、一度発症すると完治はしないものの、血糖値を正常値に保つことでコントロールが可能な病気です。糖尿病の病気をよく理解し、食事療法、運動療法を基本としながらご自身で血糖をコントロールしていくことが大切です。

2型糖尿病は気づかないうちに発症し
ゆっくり進行します

2型糖尿病は、初期では症状がほとんど出ないことから、サイレント・キラーと呼ばれています。自覚症状がないまま、糖尿病が進行していき、血糖コントロールを行わずにいて放置していると、気づいた時には合併症を引き起こしていたということも少なくありません。

このため、血糖や尿糖のチェックを定期的な健康診断等で受けて頂く事が大切です。そして、異常を指摘されたら放置せずに早めに受診してください。 患者様の状態によって経過は異なりますが、早期では食事や運動で血糖コントロールができますが、年齢を追うごとに難しくなり、進行具合により内服薬さらにはインスリン注射による治療が必要になります。さらなる合併症を引き起こさないためにも、糖尿病を発症された場合、早めの治療が重要となります。

糖尿病の3大合併症

糖尿病のコントロールをしないと、血液中に溢れたブドウ糖が血管にダメージを与え、いろいろな合併症を招いてしまいます。 以下で説明する三大合併症は、細小血管障害とも呼ばれ、主に細い血管が障害されることで症状が起こります。

一旦症状が出てしまうと、なかなか後戻りができません。また初期には自覚できる症状がないため、定期的な検査が必要です。

糖尿病神経障害(足壊疽の原因の1つです)
合併症の中でも最も早く症状が出る障害です。
手足のしびれや、火傷や怪我などの痛みに気が付かないといった、手足の末梢神経障害の症状が表れます。
そのほか、筋肉の委縮や筋力の低下、胃腸の不調、発汗異常、立ち眩みなど、さまざまな自律神経障害の症状も出ます。
糖尿病網膜症(成人失明原因の第1位)
網膜の血管が悪くなり、視力が弱まる障害です。白内障になることも多く、失明してしまう場合もあります。糖尿病網膜症は、日本の中途失明でも上位の原因となっており、予防するために、糖尿病の方はきちんとした血糖コントロールを続けながら、症状がなくても定期的に眼底検査を受けることが必要です。
糖尿病腎症(人工透析になる原因の第1位)
腎臓の糸球体という部分の毛細血管が悪くなることで、腎臓の機能が停止し、尿がつくれなくなってしまう障害です。人工透析になる原因の1位が、この糖尿病腎症です。

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